このような背景から、国が主導する「高等学校DX加速化推進事業(通称:DXハイスクール)」は、
各高校のDX推進を強力に後押しする重要な取り組みです。この度、北海道教育委員会からの委託を受け、2025年8月より
「北海道高等学校DX加速化推進に向けた域内横断的な取組事業企画・運営業務」を担当することになりました。
本記事では、DXハイスクール予算の活用を検討されている高校の皆様に向けて、
本事業の概要とデジタルハリウッドが提供する具体的な支援内容をご紹介します。
DXハイスクール(高等学校DX加速化推進事業)とは?
DXハイスクールとは、高等学校の段階におけるデジタル等の成長分野を支える人材育成の根本的強化を図るための国の事業です。
具体的には、情報や数学といった教科の教育を重視するカリキュラムを実施し、
ICTを活用した文理横断的・探究的な学びを強化する学校に対して、必要な環境整備の経費を支援するものです。
デジタルハリウッドが担う北海道DXハイスクール推進事業の具体的な支援内容
北海道における本事業は、道立高等学校等を対象に、
データサイエンス教育の充実とデータサイエンス活用人材育成の推進を図ることを目的としています。
今回は北海道の道立高校34校が対象となります。
デジタルハリウッドは、以下の5つの柱で、北海道のDXハイスクール採択校の取り組みを具体的に支援します。
1. 全道DXハイスクール促進事業研究協議会の実施
全道的なデジタル人材育成に向けて、DXハイスクール採択校の取り組み成果を共有し、
研究機会を通じて取り組みの充実を図ります。
有識者による基調講演や、パートナー企業(ベネッセコーポレーション)による北海道外のDXハイスクール好事例の紹介、
道内採択校の取組事例共有、課題ごとの分科会などを実施し、事例や課題の共有、解決に向けた協議を行います。
対象は道立高校の34校の教員等です。
2. 教員研修:データサイエンスと生成AIの実践的指導力向上へ
生徒の情報活用能力を育成できるよう、DXハイスクール採択校の教員のほか、
総合的な探究の時間担当教員等を対象に、データサイエンスの基本的な知識・技能、
生成AIの仕組みと活用方法を体系的に理解し、教育現場や実社会への応用力を身につけることを目指します。
Day1: データサイエンスの基本工程(収集・保存・加工・可視化・AI)をハンズオンで体験し、AIの仕組みや生成AIの基礎を理解します。
Day2: 実社会で直面するデータやAIの課題、活用事例、倫理・ガバナンスの重要性を学び、教育現場での活用アイデアに発展させます。
3. 生徒向けワークショップ:未来を拓くデータ・AI活用能力を育成
目的: 高校生がデータとAIの活用を身近に体験し、社会や未来に活かせる発想力を養うことを目指します。
データサイエンスの視点に基づき、膨大なデータを科学的に分析し、有用な知見や洞察を導き出す資質・能力を育成します。
プログラミングを学ぶことで、論理的思考力や問題解決能力の向上も図ります。
内容: データを整理・可視化する基本的な方法を学び、新しい発見を見つける力を養います。AIや生成AIの仕組みを理解し、社会課題をデータ視点で捉え解決策を提案します。情報倫理やデータ管理の重要性も学び、安全で責任ある活用を目指します。
4. 採択校の進捗把握と助言、伴走支援、取組事例集作成
アンケート調査や専門人材によるオンライン面談を通じ、各採択校の事業計画実現をきめ細やかに伴走支援します。
年度末には優れた取り組み事例を「DXハイスクール取組事例集」としてまとめ、公開します。
5. その他の取り組み:情報Ⅰ・Ⅱ等に関するeラーニングプログラムの提供
希望される教員のみなさまに、デジタルハリウッドが開発している情報Ⅰ・Ⅱ等に関するeラーニングプログラムを提供します。
Pythonプログラミング、JavaScriptプログラミング、動画制作、グラフィックデザインなど、多岐にわたるデジタルスキル習得をサポートします。
本事業を通じて目指すもの
本事業を通して、教員においてはデータサイエンスを活用した探究活動の質の向上を、
生徒においては探究活動の充実を図ります。
そして、北海道におけるデジタル人材育成の取り組みを強力に推進していくことを目指します。
本取り組みに興味・関心がある学校様・団体様は、ぜひお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。