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アバター制作で考える「私ってどうなりたい?」同志社大学文化情報学部オープンキャンパスを通して

2023年7月、同志社大学のオープンキャンパスでは、同研究室がアバター作成体験のブースを出展しました。

  • オープンキャンパスでのアバター制作体験

2023年7月に開催された同志社大学のオープンキャンパスでは、同研究室がアバター作成体験のブースを出展しました。ブースには約200名の来場者があり、異例の大盛況だったとのこと。ここでのワークショップでは、高校生たちはVroid Studio(https://vroid.com/studio)を使用し、自分の分身となるアバターを制作する体験をしました。その後、作成したアバターをチェキ風に印刷したり、ポーズを取らせてプリクラのように印刷したものをプレゼントとして受け取りました。出展した大学院生の笠原さんは次のように語っています。

笠原さん「今の高校生はSNSやゲームに多く触れている世代ですし、アバター作成体験に人はこないんじゃないかと思ってましたけど、整理券を配らなければならないほどの大盛況で驚きましたよね。」
阪田教授「体験前は恥ずかしそうにしていた高校生が、目を輝かせながら生き生きとアバターを作っていて、見ている私も笑顔になりました」
笠原さん「わが子の新しい一面が見れたと、付き添いの保護者の方も喜んでおられて、親子のコミュニケーションのきっかけにもなっていましたよね」

プリクラ風画像
自分の作ったアバターが印刷されると、喜びもひとしおです
  • アバターとキャリア教育

阪田教授によれば、現代の高校生たちは「なりたい自分」を模索する段階にあり、アバター制作は、単にICT機器を用いた情報教育の域を超え出て、広い意味でのキャリア教育の一助となる可能性があります。

阪田教授「アバター製作は「自分とは何か」「自分はどうなりたいのか」を考えるきっかけとなります。自らが製作したアバターは、自分でも気づいていない自分の奥底にある願望やポテンシャルを投影した鏡のような存在であると考えています。」

今回のオープンキャンパスを通し、今やスマホひとつで簡単に作れるアバターを、改めて「ちゃんと作る」「人に見せる」という体験は、自分と向き合う貴重な機会であると再認識させられたと話しています。

  • アバターの効果

アバターは、現実の身体の殻を打ち破って、自らが作り出した新しい自分に「なりきる」ことで、スムーズで活発なコミュニケーションが期待できます。

特に、デジタルハリウッドが提供するアバター着用ツール「NICECAMERA※」は、オンライン授業や会議での新しいコミュニケーションのスタイルとして利用されています。また、福岡県では、アバターを通じたコミュニケーションを利用して、NICECAMERAを使ったひきこもりの若者を支援するプロジェクトも実施されています。

※NICECAMERA:アバター活用ソリューションbeCAMingに含まれるアバター着用カメラアプリ

  • 総括

アバター技術は、自己表現とコミュニケーションの新しい形を提供しています。同志社大学文化情報学部のオープンキャンパスでのアバター制作体験は、参加者にとって貴重な経験となり、理想の自己像を模索する一助となりました。これからも、アバターが教育やコミュニケーションの分野でさらなる可能性を開くことが期待されます。

beCAMingNICECAMERAを含むアバター着用関連の教育サービスを総合で提供するソリューションとして2021年からデジタルハリウッドが提供しています。これまでも多くの大学・専門学校でアバター着用のワークショップを実施して参りました。

活用事例はこちらからご覧いただけます。
目指せ「VTuber」!|学校法人河原学園声優・タレント科でアバター活用の特別授業実施
新たなオンライン授業の可能性を拓く:デジタルハリウッドと株式会社キッズプレート、320名の新入生がアバターを活用したオンライン授業体験

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